作文コンテスト
小1「読書感想文を書こう」 小2「物語を書こう」結果発表
栄光ゼミナール 小1・2 夏期講習後期(8月集中授業)の国語では、4日間を通して1つの作品を書き上げました。1人ひとりが考え完成させた力作に対し、作文コンテストを実施しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
ここに受賞に輝いた6作品をご紹介いたします。
[ビューティフル賞]
端正に最後までまとめられた作品
小1 丸橋 あまねさん 「ろくべえまってろよをよんで」
【選評】
感想文の型を上手にいかし、きれいにまとめています。登場人物のちょっとした行動をとらえて問いを立て、自分の経験と関連付けて解釈しているところは、きわめて高く評価されます。「しっぱいばっかりだったけどさいごにせいこうして」と物語の構造を、自分の言葉で簡潔にまとめている点も強く印象に残りました。
小2 岡田 璃子さん 「ピンクの大ぼうけん」
【選評】
物語の型をうまくいかして、すてきな作品になっています。「ピンクのイルカ」「(冷たい)友だち」「(大きな声での)歌」など、物語世界のイメージが鮮明です。よくまとまったやさしさに包まれた作品です。
[ドラマチック賞]
独特な設定・結末で書かれた作品
小1 髙田 瀬凪さん 「ろくべえまってろよをよんで」
【選評】
感想文の型をよく理解し、だれもが気になるクライマックスの場面をとらえ、自分の思いと自分なりの解決策を提示しています。後半は、これを読んだ自分が「これからどうするか」について書いていて、読書を自分の人生にいかそうとする姿勢が高く評価されます。
小2 城 毬華さん 「モモ ユニコーンのつのをさがしに行く」
【選評】
物語をよく理解し、独自の設定で物語世界をつくり上げている点が、きわめて高く評価されます。ユニコーンの角を探す冒険をバランスよく描き出しており、よくできたファンタジーを読んでいるような気分になります。セリフの書き方がすぐれている点も印象的です。
[特別賞]
読み手を楽しませることができた作品
小1 今井 晴麗奈さん 「ろくべえまってろよをよんで」
【選評】
最初に、どういうお話だったのかを分かりやすく説明してくれました。そして、最後は、なんと「ろくべえ、がんばったね」とセリフで作文を終えるという美しさ。読みやすさと、書き方のうまさに「特別賞」です。
小2 西村 直さん 「きょうりゅうスピノ」
【選評】
たくさんの恐竜の名前が出てきて、このあとどうなるのかわくわくさせる内容でした。後半になると「いん石」の話になり…、最後は「いん石」に負けず、ロケットで宇宙へ脱出するという壮大な結末でした。とても楽しく読めました。