• ホーム
  • 小学生の塾|中学受験対策・公立中進学・個別指導の学習塾・進学塾

栄光ゼミナールの小学生指導

栄光ゼミナールでは、小学生の学習目的・目標に最適なコースをご用意しています。

小学生は塾に通ったほうがいい?
塾に通うメリットやデメリット、小学生向けの塾の種類などを詳しく解説!

小学生のうちは好きなことに熱中してほしいと思う一方で、「勉強にも力を入れてほしい」、「小学生のうちから塾に通ったほうがいいの?」と悩まれる保護者の方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、小学生から塾に通うことのメリットやデメリット、さらに小学生向けの塾の種類などついて詳しく解説します。

目次

小学生のうちから塾に通ったほうがよいケース

小学生のうちから塾に通ったほうがよいのかどうかについて、必ずしも通わなければならないということはありません。しかし以下のケースに該当する場合は、塾に通うことを強くおすすめします。

塾に通ったほうがよい小学生のケース
☑中学受験を検討している
☑勉強が嫌い、勉強に苦手意識をもっている

それぞれのケースについて詳しく解説します。

中学受験を検討している

習い事などが忙しく時間を捻出するのが難しいため、塾に通わず中学受験の対策をしたいと思われる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、中学受験の対策を塾に通わず独学で行うのはかなり難しいと言わざるを得ません。

その理由としては、第一に、中学入試で出題される問題は小学校で習うことだけでは解けないからです。「つるかめ算」など小学校で習わないことが出題されますので、塾などで中学受験に特化した対策をする必要があります。第二に、中学受験で合格をするためには3年間にわたる戦略的な学習プランを策定することが重要になりますが、これを独学だけで行うのは非常に難しく、ご家庭にとってとても大きな負担となってしまうからです。

上記などの理由から中学受験を検討されている小学生は塾に通って専門的な対策を始めることをおすすめします。

勉強が嫌い・勉強に苦手意識をもっている

「勉強が嫌い」「勉強が苦手」というお子さまの多くは、勉強ができないわけではなく、解けない問題がたくさん出てきてしまい、勉強ができないと思い込んでいる状態に陥っていることが多いです。
なぜ解けない問題が出てくるのかというと、過去の単元がきちんと理解できていないまま、学習が進んでしまっていることが原因です。そうしたことに気がついていない子どもたちは、問題を解こうとしても解けません。

そんな状況のお子さまに保護者の方が「勉強しなさい」と強く言っても、お子さま1人で解決することはかなり難しいでしょう。むしろさらに勉強が嫌になってしまい悪循環を生んでしまいます。こういうときは、塾に頼るのが一番です。特に個別指導の塾がおすすめです。一人ひとりの苦手に応じて学習内容を変えることができる個別指導なら、確実に苦手を1つずつつぶすことができます。まずは、勉強嫌いになった原因のつまずいた単元がどこかを調べることから始めていき、少しずつ勉強に対する意識を変えていきましょう。

上記に該当しない場合、塾に通うことを全く考えなくてもよいのかといわれるとそうではありません。現在、勉強に苦手意識を特に持っておらず、中学受験をする予定がない場合でもあっても、小学生から塾に通うことはおすすめしたい選択肢の1つです。

理由としては、中学校進学を意識した学習の準備を早めに行ってほしいためです。中学校での学習は小学校の内容をしっかりと理解できている前提で授業が進み、扱う内容も各教科ともより難しくなりますので、中学校入学後に小学校とのギャップに悩む方が少なくありません。小学生のうちから塾に通うことで、自律的な学習習慣が身につき、小学校の内容の理解・定着から中学校の内容の先取りまで行うことで、安心して中学校生活をスタートすることができるようになります。

塾に通う小学生の割合

実際にどのぐらいの小学生が塾に通っているか気になる保護者の方もいらっしゃいますよね。文部科学省が公表している令和3年度「子供の学習費調査」によると、公立小学校に通う小学生は約4割、私立小学校に通う小学生は約7割が学習塾に通塾をしていることがわかっています。

参照:文部科学省 令和3年度「子供の学習費調査」

塾に通うベストな時期

では、塾に通うと決めた場合、具体的にいつごろから通い始めるのがよいのでしょうか。文部科学省の令和3年度の調査結果によると、小学4年生ごろから塾に通い始める方が多いことがわかっています。なお一概にベストな通塾開始時期を定めることは難しいです。中学受験の対策や苦手科目の対策など、お子さまの通塾目的によって通い始めるベストな時期やタイミングが異なりますので、それぞれの場合について確認してみましょう。

参照:文部科学省 令和3年度「子供の学習費調査」

中学受験を検討している場合

将来的に中学受験をすることを検討している場合は、小学3年生~小学4年生の間に塾に通い始める方が多い傾向にあります。理由としては、小学4年生ごろから塾のカリキュラムが中学受験を意識した内容に切り替わるためです。この時期に中学受験に必要な基礎知識の定着を徹底的に行うことで、小学5年生以降の本格的な対策をスムーズに始めることができます。

またより早期に中学受験に向けて対策を始めたい場合は小学1年生~2年生から塾に通い始めるのもおすすめです。早期に始めることで周りの方と大きな差をつけることができます。

苦手科目の克服や学習習慣の定着を目的とする場合

苦手な算数の克服をめざして学習をしたり、しっかりとした学習習慣を身につけたりするために塾に通われる場合は、その課題意識を抱いた時点で通塾を検討されることをおすすめします。理由としては、そのまま放置をしておくと苦手な科目がより苦手になったり、学習習慣が身につくのにより一層時間がかかったりと、事態が悪化をしてしまうためです。なるべく早期に塾に通い学習を始めることが大切になりますので、「〇年生から塾に通おう」と時期を待たず、今すぐに検討を始めましょう。

小学生のうちから塾に通うメリット

次に、小学生のうちから塾に通うことで得られるメリットをご紹介します。たくさんありますが、ここではその一部をピックアップします。

学習習慣が身につく

家だとテレビやゲームなど誘惑が多く、学習に身が入らないというお悩みを抱えている方も多いかもしれません。しかし塾に行くと気持ちが切り替わり、先生からの声掛けや学習計画に沿った課題などを通して、学習習慣を身につけることができます。小学生のうちに自律的な学習習慣を身につけておくことは中学校以降の学習においてもとても重要なポイントです。

勉強に対するモチベーションがあがる

塾には真剣に学習をしている生徒が周りにたくさんいますので、良い刺激を受けて勉強に対するモチベーションが上がり、自発的に勉強をする姿勢が身につきます。また、これまでできなかった問題が解けるようになると、もっと学びたいという知的好奇心がより一層芽生える効果もあります。

疑問点をすぐに解決できる

勉強をしていて疑問に思ったり、分からないことがあったりした場合、塾に通っていれば塾の先生に質問をすることでその場で解決することができます。受講している科目以外の質問にも対応してくれる塾もたくさんありますので、ぜひ有効活用したいところです。

中学校の学習の準備ができる

中学校の学習は小学校で習う内容が理解できていることを前提で進んでいきます。塾の授業を通して「何が理解できていない」かをしっかりと把握し、小学生のうちに穴を埋めておくことで中学校生活をスムーズに始めることができます。さらに中学校の学習を先取りしておくことで周りと大きな差をつけることもできます。

最新の教育情報を知ることができる

近年、入試制度をはじめとして教育制度は大きく変化をしています。塾では保護者セミナーなどのイベントを通して、保護者の方に最新の動向をお伝えする機会を設けています。常に最新の情報をキャッチしておくことが重要です。

小学生のうちから塾に通うデメリット

他方で、塾に通うことで生じるデメリットも残念ながら存在します。塾に通い始めて後悔しないよう、メリットばかりではなく、デメリットもしっかりと把握しておきましょう。

遊ぶ時間が減る

塾に通って学習時間が増えると、必然的に遊ぶ時間が減ってしまいます。小学生のうちは友だちや家族と遊ぶ時間を確保することも大切なことです。学習と遊びをうまく両立できるよう、無理のない範囲で塾に通うことをおすすめします。

費用がかかる

もちろんのことながら塾に通うためにはお金が必要になります。学習塾代を捻出できる余裕があるかどうかはご家庭で相談をしておくほうが無難です。詳しい金額等は次のトピックで詳しく解説します。

小学生の塾にかかる費用

では実際、小学生の塾にかかる費用はどのぐらいか気になりますよね。文部科学省の令和3年度の調査結果によると、年間の学習塾費用の平均は、公立小学校に通うご家庭で81,158円、私立小学校に通うご家庭で273,629円となっています。しかしこの統計では学習塾に通っていない人も含まれています。
そこで、学習塾費の支出者平均額(塾代を支払っている人だけを集めた平均)を見ると、公立小学校で208,000円、私立で小学校は375,0000円となっています。

次に学校種別×学年で、支出率(全体の中で学習塾費の支出がある人)と支出者平均額をみてみます。

公立小学校では小学6年生になると支出率が50%を超えますが、私立小学校では全学年にわたって支出率が50%を超え、特に小学4年生以上になると70~80%台高い支出率であることがわかります。

小学生向け 塾の指導形態

つづいて確認しておきたいのは塾の指導形態です。近年さまざま指導形態の塾がありますが、その中でも小学生向けの指導形態としては「集団指導塾」「個別指導塾」「オンライン指導塾」の3つが挙げられると思われます。それぞれの塾の特徴やメリット・デメリットなどをご紹介します。

集団指導塾

小学生向けの集団指導塾では、十人前後~数十人の生徒に対して先生1人が授業を展開する指導が中心となります。同じ学力レベルの仲間たちと切磋琢磨しながら学習ができるので、モチベーションを高く維持できるのが大きなメリットです。他方で、小学生のお子さまですと疑問点があってもみんなの前で質問をするのをためらってしまい、解決できずにうやむやにしてしまうことがあるといったデメリットもあります。

個別指導塾

小学生の個別指導塾では、生徒2人に対して先生1人、あるいは生徒と先生がマンツーマンで授業を行うのが基本になります。決まった時間割やカリキュラムがないため、一人ひとりの目標や学力にあわせた授業を受けることができ、無理なく学習を継続することができるメリットがあります。すぐに勉強に飽きてしまったり、集中力を持続して長時間勉強するのが苦手だったりする小学生のお子さまの場合でも、すぐ隣に講師がおり、適宜サポートが受けられるため安心です。他方で、周りから刺激が少ないためモチベーションを維持するのが難しいなどのデメリットもあります。

オンライン指導塾

小学生のオンライン指導塾では、自宅にいながらオンラインで集団指導や個別指導を受けることができます。お子さまの学習の様子を保護者の方がリアルタイムで確認できるといったメリットがあります。さらに塾に通うための時間が不要になるため、習い事などで忙しい方には特に人気があります。他方、自宅でオンライン授業を視聴するための機材を購入したり、通信環境を整備したりする必要があるといったデメリットもあります。

それぞれの塾のメリット・デメリットを踏まえながら、お子さまの性格や達成したい目標などにあわせて塾の指導形態を選ぶことがとても重要です。

塾に通うにあたっての気をつけたいポイント

最後に、塾に通うにあたって気をつけたいポイントを確認しておきましょう。

受講費のシミュレーションをしておく

塾に通うとなると毎月の受講費とは別に、入塾金や教材費、施設維持費、模擬試験受験費などの費用、また夏期講習などに参加する場合は季節講習費用が必要になります。学期の途中で費用が足りなくなり通塾が継続できなくなることがないよう、年間でどの程度の費用が必要になるのか入塾する際に前もって把握しておくことが重要です。

塾までの距離・通塾時間を確認しておく

自宅あるいは学校から塾までの距離があまりに遠いと、体力的に負担がかかりますし、安全面の観点からもよくありません。塾に通うにあたっては無理なく通塾が継続できる距離かどうかも確認しておきたい重要ポイントです。受験期などは毎日のように塾に通うことになり、夜も遅くなることが多々あります。保護者の方の送迎なども必要になる場合がありますので、ご家庭で事前にしっかり確認しておきましょう。

ご家庭でしっかりと話し合いをしておく

塾に継続的に通い、成績を上げていくためにはお子さま自身が塾で学習をしたいと思うことが一番大切になります。塾を選ぶ際に保護者の方の考えが優先され、お子さまの意思がないがしろにされていないか、ご家庭でしっかりと話し合いをしておくことが重要です。

まとめ

ここまで解説をしてきたように、小学生のうちから塾に通う必要があるかどうかは、お子さまの現在の学力状況や中学受験などの予定があるかなどを踏まえて検討することが大切になります。塾に通うことを決めた場合には、塾通いのメリット・デメリットや各指導形態の特徴などを細かく確認して、お子さまに一番適した塾を選ぶようにしましょう。

栄光ゼミナールでは、小学生の学習目的・目標に最適なコースをご用意しています。