関係代名詞は難しい? ポイントをおさえて攻略しよう! 【中3英語|高校入試】

更新日:2024/01/24

中学3年生の英語は重要単元が盛りだくさん。その中でも「関係代名詞」は難しいと感じる人も多い単元ではないでしょうか。高校生になってからも関係代名詞の応用編にあたる関係副詞,複合関係詞などを勉強していきます。
関係代名詞を使えるようになると、読める文章、書ける文章の幅が広がります。自分の知識として使いこなせるものにしていきましょう。

目次

名詞修飾と語順

さて、冒頭の文章には名詞を修飾することばがたくさん含まれています。「難しいと感じる(人)」「難しいと感じる人も多い(単元)」「読める(文章)」「自分の知識として使いこなせる(もの)」などはすべて名詞を修飾することばです。
ここで気づいてほしいことは、日本語では修飾語を前に置くということです。言いかえれば,修飾される名詞は修飾語の後ろに置かれるということです。

一方、英語では、日本語のように修飾語を名詞の前に置くこともありますが、後ろから名詞を修飾することも少なくありません。いくつか例を見てみましょう。

<名詞+前置詞句>

time for lunch (昼食の時間)
the girl by the window (窓のそばにいる女の子)

<名詞+不定詞句>

homework to finish this week (今週終わらせる宿題)
something to drink (飲み)

<名詞+分詞句>

a baby sleeping in the bed (ベッドで眠っている赤ちゃん)
cars made in Japan (日本製の)

このように、長い修飾語は名詞の後ろに置くのが英文法のルールです。

関係代名詞とは?

今回のテーマである関係代名詞も名詞を後ろから修飾するまとまりを作ります。文のような形で名詞を修飾するので、多くの情報を盛り込めるのが関係代名詞の特徴です。実際にいくつか例を見てみましょう。

the man who lives near our school
私たちの学校の近くに住んでいる男性

the boy who(m) everyone in this town knows
この町のみんなが知っている少年

the teacher whose son is a lawyer
息子が弁護士をしている先生

the movie which has been popular for many years
何年も人気の映画

the painting which I’d like to see
私が見たいと思っている絵画

冒頭の名詞の直後にあるwho(m)やwhichが関係代名詞です。実は関係代名詞そのものはほとんど意味を持たず,日本語に訳されません。「ここから名詞の修飾を始めるよ」という目印のようなものだと捉えてください。

関係代名詞の使い分け

関係代名詞にはいくつか種類があり、使い分けが必要です。基準は主に以下の2つです。

  1. 修飾される名詞が「人」か「人以外」か
    ※修飾される名詞を「先行詞」といいます
  2. どの「格」を使うか
先行詞主格目的格所有格
whowho(whom)whose
人以外whichwhichwhose
※所有格以外は原則thatで代用できます。

先程の例を使って、詳しく見ていきましょう。関係代名詞は文のような形で名詞を修飾していますから、もとの文から考えることがポイントです。

⑴主格「私たちの学校の近くに住んでいる男性」

どんな男性かを修飾することば(下線部)を作ります。the man「男性」の後ろに、「(その男性が)私たちの学校の近くに住んでいる」という文を置いてみましょう。

the man + He(=The man) lives near our school.

ここで、代名詞heを関係代名詞に変えます。heは主格ですから、関係代名詞も主格を用います。

the man who lives near our school
(私たちの学校の近くに住んでいる男性)

これでできあがりです。heがwhoに変わっても、動詞 livesが三単現のままになっていることにも注意してください。では、さらにこの男性を使った例文も書いてみましょう。

The man who lives near our school has five dogs.
「学校の近くに住んでいる男性は犬を5匹飼っている」

Do you know the man who lives near our school?
「学校の近くに住んでいる男性を知っていますか」

⑵目的格「この町のみんなが知っている少年」

この場合は「この町のみんながその少年を知っている」という文をもとにします。

the boy + Everyone in this town knows him(=the boy).

⑴と同様に、代名詞himを関係代名詞に変えます。himは目的格ですから、関係代名詞も目的格を用います。

the boy everyone in this town knows who[whom]

関係代名詞は「ここから名詞の修飾を始めるよ」という目印のようなもの、と説明しましたね。関係代名詞は修飾語の先頭、言いかえれば修飾される名詞の直後に移す必要があります。

the boy who[whom] everyone in this town knows (この町のみんなが知っている少年)

例文:The boy who[whom] everyone in this town knows never tells a lie.
   「この町のみんなが知っているその少年は決して嘘をつかない」

なお、目的格の関係代名詞は頻繁に省略されます

The boy everyone in this town knows never tells a lie.

名詞+《主語+動詞》という表現が出てきたら、関係代名詞の省略ではないか?と考えるようにしましょう。

⑶所有格「息子が弁護士をしている先生」

「先生の息子は弁護士をしている」という文をもとにします。

the teacher + His[The teacher’s] son is a lawyer.

代名詞hisを関係代名詞whoseに変えます。hisは所有格ですから、関係代名詞も所有格を用います。

the teacher whose son is a lawyer

例文:We are taught by the teacher whose son is a lawyer.
   「私たちは息子が弁護士をしている先生に教わっている」

ここまで、主格・目的格・所有格それぞれの例を見てきました。今度は、先行詞が「人以外」の例を作ってみましょう。

⑷「何年も人気の映画」

その映画は何年も人気であり続けているので、現在完了の継続用法を使います。

the movie + It has been popular for many years.
→ the movie which has been popular for many years

例文:I don’t like the movie which has been popular for many years.
   「何年も人気のその映画を私は好きではありません」

⑸「私が見たいと思っている絵画」

the painting + I’d like to see it.
→ the painting (which) I’d like to see

例文:The art museum has the painting which I’d like see.
   「その美術館には私が見たいと思っている絵画がある」

名詞の直後に「文のような修飾語」をくっつける関係代名詞。イメージはつかめてきたでしょうか?

関係代名詞の問題

それでは問題を解いてみましょう。並べ替えの問題です。
解けたら+ボタンをタップ(クリック)して解答を確認してみましょう。

問題

⑴ みんなに好かれているかわいい猫がいました。
( was / cat / liked / a / was / which / there / cute / everybody / by ).

⑵ 彼が乗っている馬は北海道で生まれました。
( born / is / the / riding / horse / was / he / in Hokkaido ).

2問とも正解できたでしょうか?

実際の入試問題を解いてみよう

それでは入試問題に挑戦してみましょう!
「令和5年度 千葉県立高校」の学力検査問題です。

問題

5(5)より抜粋
A: Will you ( the / show / you / picture / me ) took on your trip?
B: OK! I have many happy memories from the trip.

ポイントや使い方を覚えて関係代名詞をマスター!

関係代名詞は難しいと思われがちですが、このようにポイントをおさえれば文の組み立ては規則的に行うことができます。関係代名詞を使えるようになることで、より複雑な文章を読めるようになりますし、言いたいことを1文にまとめて相手にわかりやすく伝えることもできるようになります。「難しそう」という壁を作るのではなく、「よりたくさんの表現ができるようになる!」という気持ちで勉強してみてくださいね。

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