【大学受験生必見!】受験スケジュールの作り方!出願~合格発表までの日程を確認しよう

更新日:2024/01/12

大学受験は高校受験と異なり、学部・学科という選択肢が増え、進学できるエリアが広がる人も多いでしょう。そのため、受験する学校が高校受験の時より多くなることも。さらに、大学によっては同じ学部・学科でも受験方式・日程が複数用意されていることもあります。 つまり、高校受験の時よりも受験の戦略がより複雑になるのです。
第一志望校を早めに決定することも大切ですが、併願校を含め、自分の実力がしっかり発揮できるような受験スケジュールを作成することも忘れてはいけません。国公立大学・私立大学の受験日程を確認して、自分の受験スケジュールを作成しましょう。

目次

一般選抜の受験日程

【国公立大学】一般選抜の日程

国公立大学の一般選抜は共通テストと2次試験(個別試験)の結果で合否が決まります。2次試験は前期・中期(一部の公立大学)・後期の3つの日程がありますが、出願期間は3日程とも同じになりますので、どの大学を受験するかはよく考えて決めましょう。
また、出願は共通テスト後に行います。そのため、共通テストの自己採点をもとに、出願先を決めることになります。想定通りできた場合はA大学、想定よりできなかった場合はB大学など、いくつかパターンを考えておくと焦らずに対応できます。共通テストはこのように出願先を決める大切な基準になりますので、対策はもちろん、自己採点にミスがないよう練習しておくことも重要です。

5月ごろ~7月ごろ

入試概要発表

7月末までに発表される国公立大の「入学者選抜要項」には入試科目・配点などが明記されています。

9月ごろ~

各大学で「募集要項」配布

9月下旬~10月上旬

大学入学共通テスト出願

「受験案内」に出願書類がセットされており、在籍している高校経由で出願します。浪人生の場合は、個人で郵送します。

1月中旬

大学入学共通テスト本番

正解と小問ごとの配点は、実施日と翌日に新聞やインターネット上で発表されます。試験後は速やかに自己採点を行いましょう。

1月中旬~2月上旬ごろ

2次試験出願

自己採点結果や予備校などの集計結果を参考にして、出願校を決めましょう。

2月25日~

前期日程試験

国公立大学の多くは、2~4教科の記述試験です。

3月上旬ごろ

前期日程合格発表

3月8日~

中期日程試験(公立大学)

3月12日~

後期日程試験

3月中旬ごろ

前期日程入学手続き締め切り

3月下旬ごろ

中期・後期日程合格発表
中期・後期日程入学手続き締め切り

【私立大学】一般選抜の日程

私立大学の一般選抜では様々な種類の入試方式が導入されています。また、大学・学部によって入試日が異なるため、併願プランはいくつも考えられます。
3教科入試、共通テスト利用入試、全学部日程入試など、大学によって入試方法が複数あることが多いですので、自分の第一志望校、併願校、自分の得意不得意などを考えながら戦略的にプランを考えておきましょう。

5月ごろ~7月ごろ

入試概要発表

9月ごろ~

各大学で「募集要項」配布

9月下旬~10月上旬

大学入学共通テスト出願

「受験案内」に出願書類がセットされており、在籍している高校経由で出願します。浪人生の場合は、個人で郵送します。

12月下旬~

出願

1月中旬

大学入学共通テスト本番

正解と小問ごとの配点は、実施日と翌日に新聞やインターネット上で発表されます。試験後は速やかに自己採点を行いましょう。

1月下旬~

一般選抜

2月上旬~3月下旬

合格発表,入学手続き

学校推薦型選抜・総合型選抜の受験日程

【国公立大学】学校推薦型選抜・総合型選抜の日程

国公立大学では公募制の学校推薦型選抜、総合型選抜を実施しているところが多くあります。第一志望にしている大学が学校推薦型選抜や総合型選抜を実施している場合は、受験のチャンスが増えますので準備できるとよいでしょう。
ただし学校推薦型選抜・総合型選抜のためには専用の対策が必要です。一般選抜も受験するのであれば並行して対策ができるように日程を組んでおくことも大切になります。また、国公立大学では学校推薦型選抜・総合型選抜でも共通テストを課す場合があります。共通テストの対策も怠らないようにしましょう。

【私立大学】学校推薦型選抜・総合型選抜の日程

私立大学における学校推薦型・総合型選抜からの入学者の割合は年々増加しています。もちろん大学によって割合は異なりますが、学校推薦型選抜・総合型選抜を目指して高校1年生から好成績を積み重ねていくことは決して無駄にはなりません。逆に言うと、これまでの成績が良くない場合は一般選抜以外への挑戦が難しくなってしまいます。大学受験は、高校受験以上にスタートが早いと考えておいた方が良いでしょう。
私立大学の場合は共通テストを課すことは多くありませんが、事前に志望校について調べておくようにしてください。

受験日程

学校推薦型選抜・総合型選抜の場合は、国公立・私立でスケジュールが大きく変わるというよりは、大学・学部によって細かい日程が変わります。以下には大まかなスケジュールを記載します。

5月ごろ~7月ごろ

入試概要発表

5月ごろ~7月ごろ

総合型選抜のエントリー・面談

エントリー後の面談は複数回実施されます。数か月もの長期間となったり、オープンキャンパスへの参加が必要だったりするなど、大学により異なります。オープンキャンパスでの模擬面接を実施する大学もあります。

9月ごろ~

総合型選抜の出願・課題の提出

10月ごろ~

総合型選抜の選考

11月ごろ~

学校推薦型選抜の出願,選考
総合型選抜の合格発表,入学手続き

12月ごろ~

学校推薦型選抜の合格発表,入学手続き

1月中旬

大学入学共通テスト

選抜に共通テストの結果を利用する場合は、以降に合格発表が行われます。

全体の受験日程をまとめて確認しよう

ここまで国公立大・私立大別で受験方法ごとに日程を見てきましたが、全体でみるとどのようなスケジュールになるか見ておきましょう。

全体の受験日程図

このようにまとめておくといつから何をしなければいけないかがよくわかります。志望校や受験する入試方法が決まったら、早めに情報収集を開始して、自分の受験スケジュールを組んでおくのが良いでしょう。
一般選抜だけであれば、9月の共通テスト出願から少し間が空き、12月ごろから受験シーズンが本格的に始まります。学校推薦型・総合型を併用するのであれば、6月ごろから動き出さなければなりませんが、そこで合格をつかみ取れば遅くとも2月上旬には受験が終わるスケジュールになります。
どのようなスケジュールであれば、自分の実力を100%発揮できるのかを考え、早め早めに行動していきましょう。

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入学手続き締め切り日も要確認

合格発表後、すぐに行わなければならないのが入学手続きです。締め切り日の設定は大学や入試方法によって異なりますが、合格発表後1週間程度~2週間程度のところが多いです。

例えば国公立大学を第一志望としている場合、併願校である私立大学の入学手続き締め切り日が国公立大学の合格発表より前に設定されている場合もあります。その時は、併願校である私立大学の入学金を支払わなければなりません。入学金は基本的に入学辞退をしても戻ってきませんので、志望順位や締め切り日を確認してスケジュールを組むことも大切になってきます。私立大学であれば入学手続き締め切り日が遅い選抜方法を選ぶことで、より志望順位の高い大学にのみ入学手続きをする、ということが可能です。

入学手続き日程設定イメージ図

大学受験はスケジュール確認と組み立てが重要

高校受験以上に大学受験はスケジュールや戦略が大切だということが分かっていただけたと思います。学校推薦型選抜・総合型選抜を含め、いろいろな選択肢を残しておくためにも、高1の定期テストから気を抜かず、良い成績を収めておくことが大切です。
高校3年生になると受験勉強も佳境を迎えます。のんびりとスケジュールを考える暇がない!という人は塾の先生に相談してみましょう。また慌てずに済むように高1・高2のころからいろいろな大学、入試方法について情報を集めておくようにしてください。

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