公立高校?私立高校?高校選びのポイント

更新日:2024/04/16

中学生にとって志望校選びは初めての経験。とても難しいことですよね。高校は数も多く、何を基準に選んだらいいのか分からない人も多いでしょう。
公立高校・私立高校・国立高校の違いや男子校・女子校と共学の違いなどを知り、自分の理想の高校生活が送られそうな高校を見つけていきましょう。

目次

公立高校・私立高校・国立高校の違いって何?

志望校を選ぶ上でまず知っておきたいのが、高校の種類とその違い。公立・私立・国立と大きく3種類ありますが、それぞれ特徴に違いがあります。まずはその違いを知りましょう。

公立高校の特徴

都道府県や市区町村が運営する高校が公立高校で、原則的にその地域に住む人が通うことができます。公立高校は大きく普通科と専門学科に分けられますが、幅広く学べる総合学科も増えています。学校独自の特色を打ち出す学校は私立高校ほどありませんが、難度の高い大学への進学を目指す学校や部活動の盛んな学校など、校風はそれぞれ異なりますので、自分に合った学校を選びましょう。

都道府県で異なる入試制度

公立高校の入試は、当日の学力検査の点数と学校の成績(内申点で合否を決める学力選抜がメインです。しかし、他にも推薦入試・特色選抜・前期選抜などの入試形態があり、制度は都道府県によって様々。お住まいの都道府県の高校入試概要を確認し、どのような入試制度があるのかを確認しましょう。

学力選抜

学力選抜では、学力検査と調査書が主な判定資料になります。
学力検査は、ほとんどの高校で英数国理社の5教科各100点満点で、中学3年間の内容がまんべんなく出題されます。公立高校の入試問題の特徴は、中学校で学習した範囲内で出題されることです。そのため、基礎に重点を置いて学習することが求められます。

(※都道府県によっては、上位校で難度の高い独自問題を課すこともあります)

調査書

公立高校の合否は、調査書に記載される調査書点(内申点)も判断材料になります。ただし、調査書の比重は各都道府県によって異なり、一律の比率で点数化する自治体もあれば、学校ごとに換算方法が違う自治体もあります。
例えば東京は前者で、すべての都立高校が学力検査と内申書を7:3の割合で計算しますが、内申点の計算方法が独特で実技教科は2倍で計算される仕組みになっています。
また、成績が内申点に反映される期間も、東京は中3、神奈川は中2・3、千葉・埼玉は中1〜3と、自治体によって異なりますので、自分の住む地域の入試概要をしっかりと確認しましょう。

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近年、偏差値が高い学校ほど学力検査の結果が重視されることが多いので、苦手教科を作らず確実に得点を稼いでいく必要があります。栄光の個別ビザビは、あなた専用のカリキュラムで授業を行うので、苦手教科や苦手単元を効率的に学習できます。また、公立高校の出題傾向をもとに頻出問題の演習を行い、確実に点数を重ねていけるように指導します。

私立高校の特徴

民間によって設立された高校が私立高校です。校風や教育方針に特色のある学校が多いので、自分の長所を伸ばす高校を見つけることができます。最近は普通科の中に特進コースなどを設け、難度の高い大学への進学に力を入れる学校が増えています。
また、校舎や設備の充実した学校、部活動の強豪校など、個性的で魅力的な学校が多いのも私立高校の特徴です。自分が高校でどのような学校生活を送りたいかを考え、学校説明会などに参加して雰囲気をつかみましょう。

入試の形態は主に3種類

私立高校の入試形態は、主に一般入試・単願推薦・併願推薦の3種類。ただし、学校によって他の入試形態がある場合もあるので募集要項を確認しましょう。

一般入試は学力検査の一発勝負

私立高校の一般入試は英語・数学・国語の3教科での受験が一般的です。公立高校とは違い、内申点が点数化されないため、当日の学力検査結果で合格か不合格かが決まると考えてよいでしょう。 また、私立高校の一般入試は教科書の内容だけでは対応しきれない問題が出ることがあります。特に、開成や渋谷幕張など、トップクラスの進学校や、早稲田大学・慶應大学の附属高校では、教科書レベルを超えた難しい問題が出される傾向にあるので、合格するためには特別な対策をしなければいけません。

推薦入試は単願と併願がある

私立高校の推薦入試は2種類あります。単願は合格したら必ず入学することが条件の入試です。併願は、合格したら入学資格を持ったまま他の学校も受験できる入試形態です。共に、高校側が設定した中学の成績基準などをクリアしていれば、入試相談や個別相談をして出願が認められ、ほぼ合格が保証されます。同じ高校でも単願より併願の方が査定は厳しくなります。

国立高校の特徴

国立大学法人が運営しているのが国立高校で、すべて国立大学の附属高校になります。「附属」とついていますが、内部推薦枠がほぼないため、大学進学には受験が必要となります。
教育の質が高く、校風は自由です。国立高校の入試は5教科で、難度の高い学校が多くなっています。

男子校・女子校と共学の違い

男女がそれぞれの学校で学ぶ男子校・女子校と男女が一緒に学ぶ共学にはそれぞれに特長があります。男子校・女子校は同性同士なので、気兼ねなく学生生活を過ごすことができます。また、男女それぞれの思考方法や理解の仕方に合わせた指導を行うため、効果的に学習を進められるメリットもあります。
共学の高校は、男女の違いを認め、それぞれの優れたところを吸収することができます。体育祭や文化祭などの行事は、男女それぞれの長所を活かして大いに盛りあがることが期待できます。しかしそれらは、人によってはデメリットに感じられることもあります。気になる学校は見学に行って、実際に雰囲気を確かめるようにしましょう。

大学附属校とは?

主に「校風や指導方針など一貫した教育を早いうちから身につける」といった目的で設置された学校が大学附属校です。附属校には内部進学という制度がありますが、すべての大学附属校が大学受験をせずに系列大学へ進学できるわけではありません。内部進学は学校ごとに一定の条件があるほか、同じ大学の附属校であっても学校ごとに内部進学率に違いがあります。また、条件をクリアしていても希望学部に行くために生徒間の競争があることも。附属校に進学したら安心というわけではありません。

高校受験対策は栄光にお任せください

栄光の高校受験対策では都道府県によって異なる高校入試の制度や出題傾向、最新の受験情報をもとに、進路指導を行ったうえで目標達成に必要な学習プランを作成し、苦手対策、定期テスト対策、志望校対策も、講師が生徒1人ひとりに寄り添って指導します。少人数で発言や質問がしやすく、仲間と切磋琢磨しながら成長できるグループ指導と、先生と隣り合わせでわからないところや苦手を中心に、自分のペースで学習を進められる個別指導があります。自分に合った指導形態で合格に向かって効率よく学習を進めることができます。家庭学習指導にも力を入れており、志望校合格に必要な学習内容をご提案。また、模試の結果を細かく分析したうえで苦手分野を徹底的に対策することで成績向上につなげます。

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