小中高生の今年の夏休みの過ごし方に関する調査

株式会社栄光(本社:東京都千代田区代表取締役社長:下田勝昭)が運営する進学塾・栄光ゼミナールは、2021年6月9日(水)~6月23日(水)に、小中高生の今年の夏休みの過ごし方に関する調査を実施し、小学1年生~高校3年生の子どもを持つ保護者532人の有効回答が得られました。

<調査概要>
調査対象:小学1年生~高校3年生の子どもを持つ栄光モニター会員
    (栄光ゼミナール・栄光の個別ビザビ・大学受験ナビオに通塾する保護者)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年6月9日(水)~6月23日(水)
回答者数:532名(小学生保護者:234人(44.0%)中高生保護者:298人(56.0%))

小中高生の今年の夏休みの過ごし方に関する調査のまとめ

  • 今年の夏休みに、子どもに取り組んでほしいこと
    小学生保護者は「塾の復習」、中高生保護者は「学校の復習」
  • 夏休みの学習計画 小学生は親子で、中高生は子ども主体で計画を立てる予定
  • 夏休み中の保護者のサポート 子どもへの声がけ・学習環境の整備・学習の進捗管理

栄光ゼミナール調べ

Q1.今年の夏休みに、子どもに最も取り組んでほしいと思うことは何ですか。(n=532(うち小学生234、中高生298)、単一回答方式)

保護者に、今年の夏休みに子どもに取り組んでほしいことを聞いた。小学生の保護者が、最も子どもに取り組んでほしいと思うことは「4月から夏休み前までに塾で学習した内容の復習」で51.3%にのぼった。一方、中高生の保護者は「4月から夏休み前までに学校で学習した内容の復習」に最も取り組んでほしいと考えており、34.6%だった。
小学生の保護者は「塾の復習」を、中高生の保護者は「学校の復習」を重視しているという差があることが明らかとなった。

Q2.夏休み中の学習計画について、計画はどのように立てる予定ですか。(n=532(うち小学生234、中高生298)、単一回答方式)

夏休み中の子どもの学習計画について、どのように立てる予定か聞いた。小学生の保護者は、「子どもが主体で学習計画を立てて、保護者がアドバイスをする」44.0%、「保護者が主体で学習計画を立て、子どもの意見を取り入れる」42.3%と、約9割が子どもと保護者が一緒に学習計画を立てる予定であることが分かった。
一方、中高生の保護者は、小学生の保護者と同じく、「子どもが主体で学習計画を立てて、保護者がアドバイスをする」が最も多かったものの、「子どもが1人で学習計画を立てる」も44.6%と高く、子どもが主体で学習計画を立てる予定であることが明らかとなった。

Q3.今年の夏休み中の子どもの学習に関して、必要になりそうな「保護者のサポート」はどれですか。(n=532(うち小学生234、中高生298)、総回答数1735、複数回答方式(あてはまるものすべて))

今年の夏休み中に、子どもの学習に対してどのような保護者のサポートが必要になりそうか、保護者に聞いた。
小学生の保護者では、「計画通りに進められているか、子どもの学習の進捗を確認すること」が79.5%、「メリハリをつけて学習できるように、子どもに声がけすること」が72.2%にのぼったほか、多くの選択肢で5割を超えており、サポートが必要だと感じている保護者が多いことが分かった。 一方、中高生の保護者では、「メリハリをつけて学習できるように、子どもに声がけすること」や「子どもが集中して学習できる環境を整える」などのサポートが必要だと感じているようだが、小学生の保護者と比べると、あまりサポートを必要としないと考えている保護者が多いようだ。

Q4.新型コロナウイルス感染拡大以降に迎えた昨年の夏休み中の学習・教育についてのエピソードや、今年の夏休みに向けての期待や悩みがあれば、教えてください。(自由回答)

・昨年は学校休校により夏休みが短く、メリハリをつけた生活ができた。今年は通年通りの夏休み期間となる上に、旅行を含めた体験学習がコロナによりできないのが悩みです。(小4保護者)

・去年は外出できることが少なく、夏休みの思い出があまりなかったです。今年は調べる学習に力を入れて博物館訪問などしたいと思っています。(小5保護者)

・4年生の間に、色々な学校の説明会や文化祭に行きたかったが、叶わず。今年もオンラインが多く、校風がつかめず、志望校選びに苦慮している。(小5保護者)

・昨年は塾のオンライン授業を親も一緒に見ることができ、サポートできたので、成績が上がった。(小5保護者)

・夏休みにイベントを交えて体験や学習をしていたことが、全て計画を立てられなくて困っています。(小5保護者)

・去年は外出が減った分、英検の勉強をする時間ができたので、今年も英検受験のために時間を使いたいと思っています。(小6保護者)

・コロナの影響で受験候補の学校の説明会や見学会が縮小され、なかなか予約が取れない。(小6保護者)

・昨年できなかった分、今年の夏休みは外での体験や部活動に参加させてあげたい。(中2保護者)

・メリハリをつけて学習に集中できるように楽しい計画も立てたいが、感染に配慮しながらだと何かと難しい。(中2保護者)

・昨年は、高校見学や文化祭などが、ほとんど中止になってしまったため、学校を見に行くことができず、子どもが志望校を決める際、イメージが持ちづらかった。(中3保護者)

・昨年は学校行事や部活の中止で残念ではあったが、落ち着いて過ごせる日が多くとれ、勉強をする環境を整えることができた。(高1保護者)

・コロナの影響で入学以来、一度も部活の試合がなく、ユニフォームを着た事がありません。夏休みは可能な限り部活に参加させ、高校生らしい夏を過ごさせたいです。(高2保護者)

・海外でのホームステイ等の体験をしたかったが、今年も叶いそうにないので、何をして過ごすか考え中。(高2保護者)

・オープンキャンパスがオンラインになってしまうなど、なかなか行きたい大学を肌で感じることができずにいます。モチベーションを上げるためにも、受験前に足を運ぶ機会があればいいなと思います。(高3保護者)

栄光の取り組み

栄光ゼミナールでは、小中高生のご家庭を対象とした調査を行っています。
こちらの記事のpdfは下記からご覧ください。

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