中学受験は大変!? 中学受験を始める前に知っておくべきこと

更新日:2025/10/02

お子さまが主体となる高校受験、大学受験とくらべ、「中学受験は親の受験」といわれます。

お子さまと一緒に中学受験の勉強を始める前に、保護者の方にとってはどのようなことが大変なのかを知って、心構えをしておきましょう。

目次

中学受験は3年超の長丁場

進学塾の中学受験カリキュラムは、新小4(小3の2月)から学習量が増えます。栄光ゼミナールで中学受験をした先輩たちに実施したアンケートでは、小4から通塾を開始した人が多くいました。勉強は学習量も多く、小学校での学習とは別に中学受験のための勉強をしていくので、3年間という時間があってもギリギリです。最近では、お子さまに無理なく学習習慣をつけてもらうために中学受験対策の低年齢化も進んでおり、保護者の方のサポートも長期化することを覚悟する必要があります。

進学塾の基本的な通塾回数は、低学年~小4のうちは体力・集中力や習い事との兼ね合いで週1~2回ですが、小5・小6になると、希望する学校の受験に必要とされる学力に到達するため、通塾回数が増えていきます。

中学受験は親子で挑まなければならない

中学生や高校生であれば、ある程度本人の意志で勉強に取り組めますが、まだ9~12歳の小学生にとっては遊びよりも勉強を優先するのは難しいもの。学習管理や生活習慣、お子さまのモチベーション維持など、保護者の方のサポートが不可欠です。

お子さまのスケジュール管理は親の役目

9~12歳の小学生にとっては、自分の意志で勉強することは難しいもの。学習習慣をつけるために、保護者の方からの毎日の声がけやスケジュール管理は欠かせません。最初のうちは「いつ」「何を」勉強するかを保護者の方が理解し、お子さまを導いていくことが大切です。お子さま本人の意志もあるので、思うように勉強してくれないことにいら立ちを感じ、精神的に大変さを感じてしまう保護者の方も多いようです。しかし、勉強に楽しさを感じたりテストの点が上がってきたりしてモチベーションが上がってくるとお子さまが自分からすすんで学習するようになり、学習スケジュールも整ってきます。中学受験の勉強をはじめるときの最初のハードルだと思って、根気よくお子さまを見守っていきましょう。

勉強に集中できる環境づくりは不可欠

日々の学習スケジュールの管理や学校・塾で配られるプリント類の整理など、お子さまが集中して机に向かうための環境づくりを手助けしてあげてください。特にプリント類は多くなりがちですので、仕分けボックスを作るなどの工夫が必要です。

小5、小6になると学習内容が難しくなり、演習量も多くなるため、お子さまが何をすべきかわからなくなり、できあがっていた学習スケジュールが乱れてしまうことも。そんなときには、保護者の方が主体となって、やるべきことをリスト化したうえで、お子さまが無理のないように勉強時間を確保してあげることが必要です。また、お子さまが自宅で勉強しているときに横につきっきりになる保護者の方も多いですが、そうしてしまうとご自身の時間を取れないどころか家事などの時間も減ってしまいます。

塾によっては家庭学習をすべてご家庭に任せるところもありますが、栄光ゼミナールでは、わからない問題が出てきた場合は教室で先生に質問するように指導をしています。また、教室に来て自習をするようにも促しています。お子さまの学習状況を塾の先生が把握することで、必要な学習を的確に指示できるようになり、お子さまも勉強と自由時間のメリハリをつけられるようになってお子さまも保護者の方もともにストレスが軽減されます。

意外と大変なのは塾の送迎やお弁当作りなど

小5、小6になると、通塾回数・授業時間が一気に増え、毎日塾で夜まで勉強している受験生も少なくありません。晩ご飯用のお弁当の準備や塾への送迎などが負担になって大変だというご家庭も多いです。

人通りの少ない住宅街の中や暗い道を通らないと帰れない場合は送迎をしないと不安だと思いますので、塾を選ぶ際は、お子さま1人で帰ってこられる場所にあるかなど立地条件も確認しておくと安心です。栄光ゼミナールの教室は、駅の近くで安全な立地です。通塾時には教室周辺や入口での声かけを行っていますので、安心してお通いいただけます。

お子さまのモチベーションをいかに保つか

中学受験は長期戦のため、お子さまのモチベーションをいかに保てるかも重要なポイントです。お子さまにとって何よりのモチベーションは、保護者の方に頑張りを認めてもらえること。「今日は○○の勉強をよく頑張ったね」「前に間違えた問題を、今回のテストでは正解できたね」など、具体的に褒めてあげていただきたいのですが、これはお子さまの勉強の様子をきちんと理解しないとできません。塾の先生と協力して学習状況を把握し、褒めに徹するようにしましょう。

教育費の負担が大きい

中学受験対策3年間の通塾費用は平均約200万円といわれています。もちろん塾や受験科目数によって費用は異なりますが、塾を掛け持ちしたり、家庭教師をつけたりするとその額は増えていきます。無事合格したら入学金、入学後も授業料などの支払いが続きます。家計の負担になることもあり、金銭的に大変という声はよくあがります。

教育費にどのくらいまで支払えるかをあらかじめ確認しておきましょう。

父母で話し合い、お互いにサポートを

中学受験は親子共に頑張る必要がありますが、特にお母さまが頑張りすぎてしまうケースをよく目にします。中学受験の準備を始める前に、事前にご家庭でサポートの分担を話し合っておきましょう。分担することで、ご両親の負担が軽減されます。

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栄光ゼミナールなら、負担の少ない中学受験が可能です

中学受験は確かに大変です。しかし、栄光ゼミナールはご家庭にできるだけ負担をかけない指導を方針としています。ご家庭の負担だと思われていた学習管理や問題演習など「塾でもできること」は責任をもって指導させていただくことで、お忙しい共働きのご家庭のお子さまを多数志望校合格へ導いてきました。

保護者の負担が大きい中学受験ですが、毎日家事や仕事にと頑張る親の姿を見せることで、お子さまが自分でスケジュール管理ができるようになるなど、お子さまの自立に向けてプラスに働く側面もあります。栄光ゼミナールはお子さまだけでなく、保護者の方も支えられる存在になりたいと考えています。

栄光の中学受験対策では最新の受験情報をもとに、進路指導を行ったうえで目標達成に必要な学習プランを作成し、勉強の進め方、志望校対策まで、講師が生徒1人ひとりに寄り添って指導します。少人数で発言や質問がしやすく、仲間と切磋琢磨しながら成長できるグループ指導と、先生の隣でわからないところや苦手を中心に、自分のペースで学習を進められる個別指導があります。お子さまに合った指導形態で合格に向かって学習を進めることができます。

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