2021 受験生アンケート [公立中高一貫校受検編]

株式会社栄光(本社:東京都千代田区代表取締役社長:下田勝昭)が運営する進学塾・栄光ゼミナールは、2021年1月16日(土)~3月18日(木)に、この春、公立中高一貫校を受検した受検生とその保護者を対象に、「受験生アンケート」を実施しました。

<調査概要>調査対象:栄光の教室に在籍していて、2021年に公立中高一貫校を受検した受検生とその保護者
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年1月16日(土)~3月18日(木)
回答者数:受検生100人、保護者114人

2021 受験生アンケート [公立中高一貫校受検編]のまとめ

  • 公立中高一貫受検を最初に考えたのは、「子ども本人」が45.6%で最多
  • 志望校選びで重視した点 学習面では「学校の教育方針・校風」と「中高一貫指導」雰囲気や取り組み面では「在校生の雰囲気」
  • “受検”を通じて 受検生は「学力面の成長」、保護者は「精神面の成長」を実感
  • 習い事・クラブを「辞めずに続けた」 受検生の45.6%

栄光ゼミナール調べ

Q1.【保護者】公立中高一貫校受検をしようと最初に考えたのはどなたですか。(n=114、単一回答方式)

受検生の保護者に、最初に公立中高一貫校を受検しようと考えた人を聞いたところ、45.6%の保護者が「子ども本人」と回答し、最も多かった。次いで、「母」が36.8%、「父」が14.9%だった。
公立中高一貫校受検では、受検生自身がきっかけとなって受検するケースが約半数であることが明らかとなった。

Q2.【受検生・保護者】志望校・受検校を選ぶ上で、学習面について重視した点を教えてください。(受検生:n=100、総回答数 252 保護者:n=114、総回答数 280 複数回答方式(最大3つまで))

志望校・受検校を選ぶ上で、学習面について重視したポイントを、受検生・保護者にそれぞれ聞いた。
受検生・保護者の多くが「学校の教育方針・校風」「中高一貫指導」を重視しており、特に受験生は「学校の教育方針・校風」、保護者は「中高一貫指導」を学校の魅力と捉えていることが分かった。また、「授業料などの経費」といった面でも、学校選びの際に保護者が重視していることが明らかとなった。

Q3.【受検生・保護者】志望校・受検校を選ぶ上で、学校の雰囲気や取り組みについて重視した点を教えてください。(受検生:n=100、総回答数 237 保護者:n=114、総回答数 270 複数回答方式(最大3つまで))

志望校・受検校を選ぶ上で、学校の雰囲気や取り組みについて重視したポイントを、受検生・保護者にそれぞれ聞いた。
多くの受検生・保護者が「在校生の雰囲気」を重視していて、受検生の48.0%、保護者の54.4%だった。
受検生と保護者の回答を比較すると、受検生は「文化祭などの学校行事が盛ん」を最も重視している一方、保護者が最も重視しているのは「通学が便利」で、56.1%にのぼることが明らかとなった。

Q4.【受検生・保護者】「受検」とはどのようなものだったと感じますか。(受検生:n=100、総回答数 274 保護者:n=114、総回答数 294 複数回答方式(最大3つまで))

受検生と保護者に、「受検」とはどのようなものだったかを聞いた。受検生にとっては、「学力の向上に役立った」が最も多く、74.0%にのぼった。一方、保護者では「精神的成長に役立った」と実感している保護者が71.9%で最も多かった。

Q5.【受検生】受検をのりこえる上で精神的な支えになってくれたのはだれですか。(n=100、総回答数 348、複数回答方式(あてはまるものすべて))

受検生に、受検を乗り越える上で精神的な支えとなった人を聞いたところ、「塾の先生」が79.0%、「母」が78.0%にのぼり、受検生にとって、周囲の大人が支えとなっていることがわかった。
「学校の友達」や「塾の友達」なども半数にのぼり、大人だけでなく、友人も受検の支えになっているようだ。

Q6.【保護者】習い事やクラブはいつ頃まで続けましたか。(n=114、単一回答方式)

公立中高一貫受検生の保護者に、習い事やクラブを続けた時期を聞いたところ、45.6%の保護者が「辞めずに続けた」と答えた。公立中高一貫校の受検生の多くは、習い事やクラブと受検勉強を両立していることが明らかとなった。

[私立・国立中学受験編]と[公立中高一貫校受検編]の比較

(1)私国立中学受験・公立中高一貫校受検をしようと最初に考えたのはどなたですか。(保護者)

私立・国立中学を受験した家庭の約半数が「母」が受験のきっかけとなっている一方、公立中高一貫校受検では「子ども本人」の割合がもっとも高く、きっかけにも違いがあることが明らかとなった。

(2)習い事やクラブはいつ頃まで続けましたか。(保護者)

私立・国立中学の受験生と公立中高一貫校の受検生を比べると、公立中高一貫校の受検の方が、習い事やクラブを辞めずに続けていたことが明らかとなった。私立国立中学受験では、多くの学習塾で小学4年生から、受験対策が本格化するため、その頃から徐々に習い事を整理する家庭が多いと考えられる。

栄光の取り組み

栄光ゼミナールでは、小中高生のご家庭を対象とした調査を行っています。
こちらの記事のpdfは下記からご覧ください。

このほかの調査については以下からご覧ください。

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