2023 受験生アンケート[高校受験編]

株式会社栄光(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:下田勝昭)が運営する進学塾・栄光ゼミナールは、2023年1月11日(水)~3月17日(金)に、この春、国立・公立・私立高校を受験した受験生とその保護者を対象に、「受験生アンケート」を実施しました。

<調査概要>
調査対象:栄光の教室に在籍していて、国立・公立・私立高校の2023年度入試を受験した受験生とその保護者
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年1月11日(水)~3月17日(金)
回答者数:受験生211人、保護者124人

受験生アンケート[高校受験編]まとめ

  • 志望校や併願校など受験についての選択 87.1%の家庭で「受験生本人が主導」
  • 学校・受験情報の収集 高校のホームページやイベント、塾の先生から
  • 志望校選びで重視した点 学習面では「学校の教育方針・校風」、学習面以外では「在校生の雰囲気」
  • 受験を通じて 受験生・保護者とも「学力向上に役立った」 保護者は「精神的成長」も実感
  • 受験生の支えになった人 受験生の7割が「塾の先生」

栄光ゼミナール調べ

Q1.【保護者】志望校や併願校など、受験についての選択は主にどなたが決めましたか。(n=124、単一回答方式)

受験生の保護者に、受験についての選択は主に誰が決めたかを聞いたところ、87.1%の保護者が「子ども本人」と回答した。
高校受験を行った家庭の多くは、受験生本人が主体的に、受験についての選択を行ったことが明らかとなった。

Q2.【受験生】志望校を決定したのはいつですか。(n=211、単一回答方式)

受験生に、志望校を決定した時期を聞いたところ、最も多かったのは「中3の夏休み以降」で57.8%だった。
高校受験では、内申点と試験の合計点で合否判定を行ったり、内申点が基準に達していることが出願条件であったりと、内申点が影響する入試形式が多い。また、模試の結果を参考に志望校選びを行う受験生も少なくない。そのため、内申点や模試の結果が出る中学3年生の夏休み以降に、第一志望校を決める受験生が多いと考えられる。

Q3.【保護者】学校・受験情報はどのように収集していましたか。(n=124、総回答数339、複数回答方式(最大3つまで))

保護者に、学校や受験情報をどのように収集していたか聞いたところ、「学校ホームページ」が71.0%と最も多かった。その他にも、「塾の先生」や「学校のイベント」からの情報も活用していることが分かった。

Q4.【受験生・保護者】志望校・受験校を選ぶ上で、学習面について重視した点を教えてください。(受験生:n=211、総回答数556 保護者:n=124、総回答数330 複数回答方式(最大3つまで))

志望校・受験校を選ぶ上で、学習面について重視したポイントを、受験生・保護者にそれぞれ聞いた。受験生・保護者ともに最も重視したポイントは「学校の教育方針・校風」で、受験生の69.7%、保護者の67.7%だった。次いで、「成績・学力に相応」「大学への進学実績」と、受験生も保護者も、志望校・受験校を選ぶ上で重視するポイントは、同じ傾向であることが分かった。
また、受験生本人は保護者よりも、「学習に集中できる環境(施設・設備)」をより重視していることが分かった。
この春、私立・国立中学受験をした家庭と比較すると、「(子どもの)成績・学力に相応」が、より高い傾向が見られた。

Q5.【受験生・保護者】志望校・受験校を選ぶ上で、学習面以外について重視した点を教えてください。(受験生:n=211、総回答数577 保護者:n=124、総回答数337 複数回答方式(最大3つまで))

志望校・受験校を選ぶ上で、学習面以外について重視したポイントを、受験生・保護者にそれぞれ聞いた。
受験生・保護者ともに重視したポイントは「在校生の雰囲気」で、受験生の43.1%、保護者の55.6%だった。
受験生と保護者の回答を比較すると、受験生は保護者よりも「文化祭などの学校行事が盛ん」という点を重視していることが明らかとなった。また、保護者は「通学が便利」である点を受験生よりも重視していることが分かった。
この春、私立・国立中学受験をした家庭と比較すると高い傾向にあるのは「伝統や世間の評価」、低い傾向にあるのは「個性を伸ばす指導」だった。

Q6.【受験生・保護者】受験とはどのようなものでしたか。(受験生:n=211、総回答数570 保護者:n=124、総回答数329 複数回答方式(最大3つまで))

受験生と保護者に、受験とはどのようなものだったかを聞いた。
受験生の回答が最も多かったのは「(子どもの)学力の向上に役立った」で、66.8%だった。保護者は「(子どもの)学力の向上に役立った」も77.4%と多かったが、「(子どもの)精神的成長に役立った」が最も多く、80.6%にのぼった。
「(子どもにとって)受験勉強は苦しかった」よりも、「(子どもの)学力の向上に役立った」「実力を試すことができた」「(子どもの)精神的成長に役立った」といった回答が多く、受験を肯定的に捉えている受験生が多いことが分かった。
この春、私立・国立中学受験をした家庭と比較して高い傾向にあったのは「(子どもの)学力の向上に役立った」だった。

Q7.【受験生】受験を乗り越える上で精神的な支えになってくれたのは誰ですか。(n=211、総回答数712、複数回答方式(あてはまるものすべて))

受験生に、受験を乗り越える上で精神的な支えとなった人を聞いたところ、「塾の先生」が73.0%と最も高く、次いで「母」67.3%、「学校の友達」65.4%だった。周囲の大人の支えだけでなく、同じ受験生である学校の友達と、受験の大変さを共有したり、互いに励まし合ったりなど、助けられたと感じている受験生も多いようだ。

栄光の取り組み

栄光ゼミナールでは、小中高生のご家庭を対象とした調査を行っています。
こちらの記事のpdfは下記からご覧ください。

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