2023 受験生アンケート[公立中高一貫校受検編]

株式会社栄光(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:下田勝昭)が運営する進学塾・栄光ゼミナールは、2023年1月11日(水)~2月25日(土)に、この春、公立中高一貫校を受検した受検生とその保護者を対象に、「受験生アンケート」を実施しました。

<調査概要>
調査対象:栄光の教室に在籍していて、公立中高一貫校の2023年度入試を受検した受検生とその保護者
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年1月11日(水)~2月25日(土)
回答者数:受検生131人、保護者116人

受験生アンケート[公立中高一貫校受検編]まとめ

  • 中学受験を最初に考えたのは 母:42.2%、子ども本人:40.5%
  • 志望校や併願校などの選択 62.1%の家庭「子ども本人が主体で決めた」
  • 志望校選びで重視した点 学習面では「学校の教育方針・校風」が約8割
  • 受験を通じて 受験生の 64.1%が「学力向上に役立った」、保護者の 75.0%が「精神的成長に役立った」と実感
  • 習い事やクラブ「辞めずに続けた」のは 44.8%で最多

栄光ゼミナール調べ

Q1.【保護者】中学受験を最初に考えたのはどなたですか。(n=116、単一回答方式)

受検生の保護者に、最初に中学受験をしようと考えた人を聞いたところ、42.2%の保護者が「母」と回答し、次いで、「子ども本人」が40.5%となった。公立中高一貫校を受検した家庭の多くは、母もしくは子ども本人が最初に中学受験をしようと考えたことが明らかとなった。

Q2.【保護者】志望校や併願校など、受験についての選択は主にどなたが決めましたか。(n=116、単一回答方式)

受検生の保護者に、受験についての選択は主に誰が決めたかを聞いたところ、62.1%の保護者が「子ども本人」と回答した。
公立中高一貫校を受検した家庭では、中学受験をするきっかけだけでなく、志望校や併願校などの選択も子ども本人が主体となって決めたことが分かった。

Q3.【受検生】志望校を決定したのはいつですか。(n=131、単一回答方式)

志望校を決めた時期を受検生に聞いたところ、「小5」が最も多く、54.2%にのぼった。
公立中高一貫校受検は、私立・国立中学受験と異なり、住んでいるエリアによって受検できる学校が限られる。公立中高一貫校対策が本格化する小5時点で、すでに志望校を決めている家庭が多いと考えられる。

Q4.【保護者】学校・受験情報はどのように収集していましたか。(n=116、総回答数310、複数回答方式(最大3つまで))

保護者に、学校や受験情報をどのように収集していたか聞いたところ、「学校ホームページ」が74.1%と最も多かった。その他にも、「学校のイベント」や「塾の先生」からの情報も活用していることが分かった。

Q5.【受検生・保護者】志望校・受験校を選ぶ上で、学習面について重視した点を教えてください。(受検生:n=131、総回答数315 保護者:n=116、総回答数301 複数回答方式(最大3つまで))

志望校・受検校を選ぶ上で、学習面について重視したポイントを、受検生・保護者にそれぞれ聞いた。
受検生・保護者ともに最も重視したポイントは「教育方針・校風」で、受検生の77.9%、保護者の79.3%にのぼった。
受検生と保護者の回答を比較すると、受検生は「学習に集中できる環境(施設・設備)」をより重視している一方、保護者は「大学への進学実績」「指導内容やカリキュラム」をより重視していることが明らかとなった。

Q6.【受検生・保護者】志望校・受験校を選ぶ上で、学習面以外について重視した点を教えてください。(受検生:n=131、総回答数343 保護者:n=116、総回答数314 複数回答方式(最大3つまで))

志望校・受検校を選ぶ上で、学習面以外について重視したポイントを、受検生・保護者にそれぞれ聞いた。
受検生が最も重視したポイントは「クラブ活動が充実」していることで、受検生の48.2%だった。保護者が最も重視したポイントは「通学が便利」で55.2%だった。また、受検生・保護者とも「在校生の雰囲気」を重視していることが分かった。受検生は「制服」「文化祭などの学校行事が盛ん」「クラブ活動が充実」など、6年間の学校生活や行事も重視した志望校選びを行っており、保護者は「通学が便利」のほか、「授業料などの経費」も重視していることが明らかとなった。

Q7.【受検生・保護者】受験とはどのようなものでしたか。(受検生:n=131、総回答数360 保護者:n=116、総回答数330 複数回答方式(最大3つまで))

受検生と保護者に、受検とはどのようなものだったかを聞いた。受検生の回答が最も多かったのは「(子どもの)学力の向上に役立った」で64.1%、次いで「実力を試すことができた」も52.7%だった。保護者は、「(子どもの)精神的成長に役立った」が最も多く、75.0%にのぼった。
「(子どもにとって)受検勉強は苦しかった」「(子どもの)自由な時間が減って苦しかった」「保護者の経済的負担が大きかった」などの意見も見られるものの、受検生・保護者とも、受検を通じて得られたものがあったと感じているようだ。

Q8.【受検生】受験を乗り越える上で精神的な支えになってくれたのは誰ですか。(n=131、総回答数450、複数回答方式(あてはまるものすべて))

受検生に、受検を乗り越える上で精神的な支えとなった人を聞いたところ、「母」が82.4%と最も高く、次いで「塾の先生」が74.0%にのぼり、受検生にとって、周囲の大人が支えとなっていることがわかった。
また、「塾の友達」は56.5%、「学校の友達」は44.3%と、大人だけでなく友人も受検勉強の支えになっているようだ。

Q9.【保護者】習い事やクラブはいつ頃まで続けましたか。(n=116、単一回答方式)

受検生の保護者に、習い事やクラブを続けた時期を聞いたところ、44.8%が「辞めずに続けた」と回答し、公立中高一貫校の受検生の多くは、習い事やクラブと受検勉強を両立していることが明らかとなった。

栄光の取り組み

栄光ゼミナールでは、小中高生のご家庭を対象とした調査を行っています。
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