2024 受験生アンケート[高校受験編]
株式会社栄光(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:下田勝昭)が運営する進学塾・栄光ゼミナールは、2024年1月25日(木)~3月16日(土)に、この春、国立・公立・私立高校を受験した受験生とその保護者を対象に、「受験生アンケート」を実施しました。
<調査概要>
調査対象:栄光の教室に在籍していて、国立・公立・私立高校の2024年度入試を受験した受験生とその保護者
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年1月25日(木)~3月16日(土)
回答者数:受験生189人、保護者122人
受験生アンケート[高校受験編]まとめ
- 志望校や併願校など受験についての選択 8割超の家庭で「受験生本人が主導」
- 学校・受験情報の収集 高校のホームページやイベント、塾の先生から
- 志望校選びで重視した点 学習面では「学校の教育方針・校風」、学習面以外では「在校生の雰囲気」
- 受験を通じて 受験生・保護者とも「学力向上に役立った」 保護者は「精神的成長」も実感
- 受験生の支えになった人 受験生の約7割が「母」と「塾の先生」
栄光ゼミナール調べ
【保護者】志望校や併願校など、受験についての選択は主にどなたが決めましたか。(n=122、単一回答方式)
受験生の保護者に、受験についての選択は主に誰が決めたかを聞いたところ、83.6%の保護者が「子ども本人」と回答した。
高校受験を行った家庭の多くは、受験生本人が主体的に、受験についての選択を行ったことが明らかとなった。
【受験生】志望校を決定したのはいつですか。(n=189、単一回答方式)
受験生に、志望校を決定した時期を聞いたところ、最も多かったのは「中3の夏休み以降」で58.2%だった。次いで「中3の夏休みに入る前」は22.8%だった。
高校受験では、内申点と試験の合計点で合否判定を行ったり、内申点が基準に達していることが出願条件であったりと、内申点が影響する入試形式が多い。また、模試の結果を参考に志望校選びを行う受験生も少なくない。そのため、内申点や模試の結果が出る中学3年生の夏休み以降に、第一志望校を決める受験生が多いと考えられる。
【保護者】学校・受験情報はどのように収集していましたか。(n=122、総回答数322、複数回答方式(最大3つまで)
保護者に、学校や受験情報をどのように収集していたか聞いたところ、「塾の先生」が58.2%と最も多かった。その他にも、「学校ホームページ」や「学校のイベント」も半数以上の保護者が活用していることが分かった。
【受験生・保護者】志望校・受験校を選ぶ上で、学習面について重視した点を教えてください。
(受験生:n=189、総回答数489 保護者:n=122、総回答数316 複数回答方式(最大3つまで))
志望校・受験校を選ぶ上で、学習面について重視したポイントを、受験生・保護者にそれぞれ聞いた。
受験生・保護者ともに最も重視したポイントは「学校の教育方針・校風」で、受験生の75.1%、保護者の70.5%だった。次いで、受験生は「成績・学力に相応」が多く、56.6%だった。保護者は「大学への進学実績」が2番目に多く55.7%だったが、「自分の成績・学力に相応」も54.9%と高かった。受験生も保護者も、志望校・受験校を選ぶ上で、同じ項目を重視する傾向にあるが、受験生は「学習に集中できる環境(施設・設備)」を保護者より重視していることも分かった。
【受験生・保護者】志望校・受験校を選ぶ上で、学習面以外について重視した点を教えてください。
(受験生:n=189、総回答数494 保護者:n=122、総回答数315 複数回答方式(最大3つまで))
志望校・受験校を選ぶ上で、学習面以外について重視したポイントを、受験生・保護者にそれぞれ聞いた。
受験生・保護者ともに重視したポイントは「在校生の雰囲気」で、受験生の50.8%、保護者の51.6%だった。 受験生と保護者の回答を比較すると、受験生は「制服」「文化祭などの学校行事が盛ん」といった項目をより重視しており、保護者は「通学が便利」であることをより重視している傾向が明らかとなった。
【受験生】受験を通じて、勉強が楽しいと感じるようになりましたか。(n=189、単一回答方式)
受験生に、受験を通じて勉強が楽しいと感じるようになったかを聞いたところ、「そう思う」29.6%、「ややそう思う」37.6%と、7 割弱の受験生が、勉強が楽しいと感じるようになったことが分かった。
【受験生・保護者】受験とはどのようなものでしたか。
(受験生:n=189、総回答数496 保護者:n=122、総回答数323 複数回答方式(最大3つまで))
受験生と保護者に、受験とはどのようなものだったかを聞いた。
受験生の回答が最も多かったのは「(子どもの)学力の向上に役立った」で、61.9%だった。保護者は「(子どもの)学力の向上に役立った」も66.4%と多かったが、最多は「(子どもの)精神的成長に役立った」で、67.2%だった。
「(子どもにとって)受験勉強は苦しかった」「保護者の経済的負担が大きかった」といった回答も見られるものの、「(子どもの)学力の向上に役立った」「(子どもの)実力を試すことができた」「(子どもの)精神的成長に役立った」といった回答が多く、受験を肯定的に捉えている受験生・保護者が多いことが分かった。
【受験生】受験をのりこえる上で精神的な支えになってくれたのは誰ですか。(n=189、総回答数600、複数回答方式(あてはまるものすべて))
受験生に、受験をのりこえる上で精神的な支えとなった人を聞いたところ、「母」と「塾の先生」が69.3%と最も高く、次いで「学校の友達」が59.3%、「塾の友達」が53.4%だった。周囲の大人の支えだけでなく、同じ受験生である学校や塾の友達と、受験の大変さを共有したり、互いに励まし合ったりなど、助けられたと感じている受験生も多いようだ。
栄光の取り組み
栄光ゼミナールでは、小中高生のご家庭を対象とした調査を行っています。
こちらの記事のpdfは下記からご覧ください。
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