2024 小中高生の家庭の新年の目標・抱負に関する調査

株式会社栄光(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:下田勝昭)が運営する進学塾・栄光ゼミナールは、2024年11月2日(土)~11月12日(火)に、「小中高生の家庭の新年の目標・抱負に関する調査」を実施し、小学1年生~高校3年生の子どもを持つ保護者1874人の有効回答が得られました。

<調査概要>
調査対象:栄光の教室に通う小学 1 年生~高校 3 年生の子どもを持つ保護者
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024 年 11 月 2 日(土)~11 月 12 日(火)
回答者数:1874 人(小学生保護者 691、中学生保護者 741、高校生保護者 442)

小中高生の家庭の新年の目標・抱負に関する調査まとめ

  • 2024年の子どもの目標・抱負は、「学習」「受験」に関するものが中心
    小学生は「生活習慣」「習い事・趣味」、中学生・高校生は「資格試験」「部活動」も多い傾向
  • 保護者の9割超 「子どもは目標・抱負を達成するために努力していた」
  • 子どもが目標・抱負を決める際に気にかけたいこと 「子ども自身が主体的に決めること」
  • 保護者の多くが、子どもの目標・抱負達成のために「助言や手助けをしたことがある」
    サポート内容は「褒める・励ます」が最多

栄光ゼミナール調べ

子どもは、2024 年の目標・抱負を決めていましたか。(n=1874(小学生保護者 691、中学生保護者 741、高校生保護者 442)、単一回答方式)

小学 1 年生~高校 3 年生の子どもをもつ保護者に、子どもが2024 年の目標・抱負を決めていたかを聞いた。小学生保護者の50.8%、中学生保護者の 47.9%、高校生保護者の 51.4%が「決めていた」と回答した。また、子どもの年齢が上がるにつれ、「わからない」の回答が増える傾向があった。

子どもの目標・抱負はどのような内容でしたか。(n=933(小学生保護者 351、中学生保護者 355、高校生保護者 227)、総回答数 1785、複数回答方式(あてはまるものすべて))

子どもが「2024 年の目標・抱負を決めていた」と回答した保護者に、子どもの目標・抱負の内容を聞いた。小学生保護者・中学生保護者で最も割合が高かったのは「学習に関する目標・抱負」で、小学生保護者の 62.1%、中学生保護者の 69.0%だった。また、高校生保護者も半数以上だった。高校生保護者で最も多かったのは「受験に関する目標・抱負」で 64.8%にのぼった。
また、小学生保護者は「生活習慣に関する目標・抱負」「習い事や趣味に関する目標・抱負」が、中学生保護者・高校生保護者よりも割合が高く、中学生保護者・高校生保護者では「資格試験に関する目標・抱負」「部活動に関する目標・抱負」が高い傾向にあることが分かった。

子どもは目標・抱負を達成するために努力していましたか。(n=933(小学生保護者 351、中学生保護者 355、高校生保護者 227)、単一回答方式)

子どもが「2024 年の目標・抱負を決めていた」と回答した保護者に、子どもが目標・抱負を達成するために努力していたかを聞いた。小学生保護者・中学生保護者・高校生保護者いずれも、9割以上が「とても努力していた」「まあ努力していた」と回答した。特に高校生保護者では「とても努力していた」と回答した割合は55.9%にのぼり、保護者が子どもの努力を高く評価していることが分かった。

子どもが目標・抱負を決める際、どのようなことに気を付けていますか。あるいは、今後子どもが目標・抱負を決めるとしたら、どのようなことに気を付けたいですか。(n=1874(小学生保護者 691、中学生保護者 741、高校生保護者 442)、総回答数 3171、複数回答方式(あてはまるものすべて))

子どもが目標・抱負を決める際に気を付けていること、または今後気を付けたいことを保護者に聞いた。最も多かったのは、小学生保護者・中学生保護者・高校生保護者いずれも、「子ども自身が主体的に決めた目標にする」で、小学生保護者の61.9%、中学生保護者の66.5%、高校生保護者の73.8%だった。
子どもが主体的に目標・抱負を決めることが、子ども自身が目標達成のために努力するモチベーションになる、と考える保護者も少なくないと考えられる。

子どもが目標・抱負を達成するために、どのような助言や手助けをしましたか。(n=1672(小学生保護者 638、中学生保護者 665、高校生保護者 369)、総回答数 3858、複数回答方式(あてはまるものすべて))

子どもが目標・抱負を達成するために、保護者自身が助言や手助けをした経験があるかを聞いたところ、小学生保護者の92.3%、中学生保護者の89.7%、高校生保護者の83.5%が「助言や手助けをしたことがある」と回答した。
次に、どのような助言や手助けをしたかを聞いたところ、小学生保護者・中学生保護者・高校生保護者いずれも「褒めたり、励ましたりする言葉をかけた」が最も多く、小学生保護者の70.8%、中学生保護者の67.2%、高校生保護者の70.5%にのぼった。
また、小学生保護者では「達成したら、ごほうびをあげたり子どもの希望を叶えたりする約束をした」「達成までのスケジュールを一緒に立てた」という保護者も多かった。

子どもが2025年の目標・抱負を決めるとしたら、どのような内容の目標・抱負を立ててほしいですか。(n=1874(小学生保護者 691、中学生保護者 741、高校生保護者 442)、総回答数 3932、複数回答方式(あてはまるものすべて))

保護者に、子どもが2025年の目標・抱負を立てるとしたら、どのような内容を立ててほしいかを聞いた。小学生保護者・中学生保護者で最も多かったのは「学習習慣に関する目標・抱負」、高校生保護者で最も多かったのは「受験に関する目標・抱負」だった。また、小学生保護者・中学生保護者・高校生保護者いずれも約3割が「子どもが決めた目標・抱負であれば内容は気にしない」と回答した。

目標・抱負を達成するため子どもの具体的な努力や達成までの苦労エピソード、保護者のおすすめのサポート方法などが ありましたら、教えてください。(自由回答方式)

・日々の習慣としては、その日にやることを明確にし、優先順位を立てて目標終了時間を定めてその範囲内で自ら考えて行動するよう促している。自分で定めた目標を達成できたら、ご褒美をあげている。(小学3年生保護者)
・習い事の先生に、声かけやサポートを依頼したところ、自分で目標に向かって努力するようになった。(小学4年生保護者)
・目標の立て方を工夫しました。大事にしたことは、自分を知ること、逆算することです。まず、自分を知ることを通して、将来取り組みたい仕事を考えました。ここからは逆算の発想で、進学や資格取得に関する目標を立てていきました。今、その目標に順に取り組んでいます。(小学6年生保護者)
・学習を頑張りたいと思っていても、ついスマホをしてしまい長時間が経過してしまうので、学習する課題をこまぎれにして、スマホを円満にとりあげ、課題をしたらスマホを返す、という風にしています。本人が抵抗してこないうちは、本人も勉強しないといけないという気持ちがあると思うので、物理的にスマホから離れる手助けをしています。(中学1年生保護者)
・子どもを尊重できるよう、子ども自身が抱負や目標を決めるようにしている。達成できるような小さな目標を決めて、成功体験を積み重ねていくようにしている。また失敗から学ぶこともあることも伝えている。(中学1年生保護者)
・自責にすることです。人のせいでできたとか、できなかったとかではなく、自分の何が良かったか、何が良くなかったか、を考えたり、アドバイスしたりします。それ以外は基本的に子どもの意思を尊重して、見守ります。とにかく褒めて、努力を認めて、を繰り返しています。(中学1年生保護者)
・部活、学校のテスト、習い事などにおいて継続することの大切さを成功体験で実感させるようサポートすること。(中学2年生保護者)
・できるだけ子ども自身にエンジンがかかるまで待ちました。声がけは「やった方がいい」「やりなさい」ではなく、「(まだやらなくても)大丈夫?」と声をかけていました。親からみて全然大丈夫ではなさそうでも「大丈夫」と返事があった時は、じっと待ちました。(中学3年生保護者)
・小学生までは親と一緒に頑張っていましたが、中学になり手を離した途端にやらなくなってしまいました。子どもが本当にやりたいと思う事でないと、なかなか難しいと感じました。(中学3年生保護者)
・中学までは計画を一緒に考えるなどいくつかのサポートをしてきました。高校生になりテストや行事の日程を確認するくらいで、あとはほぼ本人に任せています。ただし、本人からヘルプなどがあった際は助言はじめサポートしています。(高校2年生保護者)
・保護者自身が目標を立て、自分が目標に向かって頑張る姿を見せること。「資格試験で○級取るんだ」とか、自分の頑張っていることを子どもに話す、頑張る姿勢を見せるようにしている。(高校3年生保護者)

栄光の取り組み

栄光ゼミナールでは、小中高生のご家庭を対象とした調査を行っています。
こちらの記事のpdfは下記からご覧ください。

このほかの調査については以下からご覧ください。

栄光の調査一覧

一覧へ戻る

お知らせカテゴリー