2025 受験生アンケート[私立・国立中学受験編]

株式会社栄光（本社：東京都千代田区 代表取締役社長：下田勝昭）が運営する進学塾・栄光ゼミナールは、2025年1月12日（日）～2月24日（月・振休）に、この春、私立・国立中学校を受験した受験生とその保護者を対象に、「受験生アンケート」を実施しました。

＜調査概要＞
調査対象：栄光の教室に在籍していて、私立・国立中学校の2025年度入試を受験した受験生とその保護者
調査方法：インターネット調査
調査期間：2025年1月12日（日）～2月24日（月・振休）
回答者数：受験生263人、保護者342人

受験生アンケート[私立・国立中学受験編]まとめ

• 中学受験を最初に考えたのは 母：49.4％、子ども本人：27.8％
• 志望校や併願校などの選択 半数超の家庭「子ども本人が主体で決めた」
• 受験情報 多くの家庭で「学校のイベント」や「学校ホームページ」から収集
• 志望校選びで重視した点 受験生・保護者とも「学校の教育方針・校風」が約8割、「在校生の雰囲気」も重視
• 習い事やクラブ「辞めずに続けた」のは約3割 高学年でも受験勉強と両立する受験生が多い傾向

栄光ゼミナール調べ

【保護者】中学受験を最初に考えたのはどなたですか。

受験生の保護者に、最初に中学受験をしようと考えた人を聞いたところ、49.4％の保護者が「母」と回答した。次いで、「子ども本人」が 27.8％、「父」が 18.1％だった。

最初に「母」が中学受験をしようと考えた家庭が多いものの、4分の1超の家庭では、「子ども本人」がきっかけで、中学受験を検討したことが分かった。

【保護者】志望校や併願校など、受験についての選択は主にどなたが決めましたか。

受験生の保護者に、受験についての選択は主に誰が決めたかを聞いたところ、52.3％の保護者が「子ども本人」と回答した。中学受験を最初に考えるのは子どもよりも保護者の方が多いが、中学受験を決めてからの学校選びなどは、半数以上の家庭で、受験生本人が主体となって決めていることが分かった。

【受験生】志望校を決定したのはいつですか。

志望校を決めた時期を受験生に聞いたところ、「小6の夏休みに入る前」が 29.7％、と「小6の夏休み以降」が 28.5％と、ほぼ同数となった。受験生になってから志望校を決定する受験生が約6割と、最終的な志望校は受験生になってから決めている家庭が多いことが分かった。

昨年の受験生と比較すると、「小6の夏休みに入る前」と「小6の夏休み以降」と回答した割合は、あわせて約7ポイント減少し、一方「小4」「小5」と回答した割合があわせて6.5ポイント上昇した。

【保護者】学校・受験情報はどのように収集していましたか。

保護者に、学校や受験情報をどのように収集していたか聞いたところ、「学校のイベント」が85.4％と最も多く、次いで「学校ホームページ」が63.7％となった。多くの家庭で、学校が発信する情報を活用していることが分かった。

また、昨年と比較すると、「学校ホームページ」が約6.5ポイント減少し、「複数の学校が集まるイベント・フェア」が10ポイント以上上昇した。

【受験生・保護者】志望校・受験校を選ぶ上で、学習面について重視した点を教えてください。

志望校・受験校を選ぶ上で、学習面について重視したポイントを、受験生・保護者にそれぞれ聞いた。

受験生・保護者ともに最も重視したポイントは「学校の教育方針・校風」で、受験生の78.7％、保護者の85.1％にのぼった。受験生と保護者の回答を比較すると、受験生は「学習に集中できる環境（施設・設備）」をより重視している一方、保護者は「大学進学への実績」「指導内容やカリキュラム」「（子どもの）成績・学力に相応」をより重視していることが明らかとなった。

また、昨年と比較すると、「学習に集中できる環境（施設・設備）」と回答した受験生が、約8ポイント上昇した。

【受験生・保護者】志望校・受験校を選ぶ上で、学習面以外について重視した点を教えてください。

志望校・受験校を選ぶ上で、学習面以外について重視したポイントを、受験生・保護者にそれぞれ聞いた。

受験生が最も重視したポイントは「クラブ活動が充実」で44.9％、「在校生の雰囲気」も44.5％だった。保護者が最も重視したポイントは「通学が便利」で 59.6％だったが、「在校生の雰囲気」も53.8％と半数以上となった。

受験生は「制服」「文化祭などの学校行事が盛ん」「クラブ活動が充実」など、6年間の学校生活や行事も重視しており、保護者は「個性を伸ばす指導」「在校生の雰囲気」「通学が便利」といった項目を、受験生よりも重視していることが分かった。

【受験生】受験を通じて、勉強が楽しいと感じるようになりましたか。

受験生に、受験を通じて勉強が楽しいと感じるようになったかを聞いたところ、「そう思う」が37.6％、「ややそう思う」が39.5％となり、8割弱の受験生が、中学受験を通じて「勉強の楽しさ」を感じていることが分かった。

【受験生】受験を乗り越える上で精神的な支えになってくれたのは誰ですか。

受験生に、受験をのりこえる上で精神的な支えとなった人を聞いたところ、「母」が77.2％と最も高く、次いで「塾の先生」が69.2％にのぼり、受験生にとって、周囲の大人が支えとなっていることがわかった。

また、「塾の友達」も約6割の受験生が支えになったと回答しており、“志望校合格”という同じ目標をもつ塾の友人も、受験生にとっては重要な存在であることが明らかとなった。

【保護者】習い事やクラブはいつ頃まで続けましたか。

受験生の保護者に、習い事やクラブを続けた時期を聞いたところ、27.5％が「辞めずに続けた」と回答し、4人に1人以上の受験生にのぼった。また、習い事やクラブを辞めた家庭でも、小5・小6まで続けた受験生も多く、中学受験の勉強が本格化する小4以降も、中学受験の勉強と習い事・クラブを両立している受験生が多いことが明らかとなった。

栄光の取り組み

栄光ゼミナールでは、小中高生のご家庭を対象とした調査を行っています。
こちらの記事のpdfは下記からご覧ください。

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