2026 小中高生の読書と語彙・表現力に関する調査
株式会社増進会ホールディングス(Z会グループ)のグループ会社、株式会社栄光(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:下田勝昭)が運営する進学塾・栄光ゼミナールは、2026年5月9日(土)~5月19日(火)に、「小中高生の読書と語彙・表現力に関する調査」を実施し、小学1年生~高校3年生の子どもを持つ保護者2391人の有効回答が得られました。
<調査概要>
調査対象:栄光の教室に通う小学1年生~高校3年生の子どもを持つ保護者
方法:インターネット調査
調査期間:2026年5月9日(土)~5月19日(火)
回答者数:2391人(小学生保護者1152人、中学生保護者792人、高校生保護者447人)
読書と語彙・表現力に関する調査まとめ
- 現在習慣的に読書しているのは 小学生56.4%、中学生45.6%、高校生25.3%
- 習慣的に読書をしていない理由は「他のことに興味・関心が高い」「習い事や部活で忙しい」
- 子どもが本を手に取るきっかけ 「書店や図書館などで目に留まる」 が最多
- 習慣的な読書による良い影響 「語彙が増える」「読解力が向上する」
- 読書が好きな小中高生は、そうでない層と比べて「文章を書くことが好き」な傾向に
- 子どもの日常の言葉遣い 「要点を整理して分かりやすく伝えられるようになってほしい」 保護者7割
- 子どもに今後特に身に付けてほしい力は「表現力」が最多
栄光ゼミナール調べ
子どもは現在、習慣的に読書をしていますか。

子どもは現在、どのくらいのペースで読書をしていますか。

小学1年生~高校3年生の保護者に、子どもは習慣的に読書をしているかを聞いたところ、小学生保護者の56.4%、中学生保護者の45.6%、高校生保護者の25.3%が、子どもは「習慣的に読書をしている」と回答した。
また、子どもが「習慣的に読書をしている」と回答した保護者に、子どもが現在どのくらいのペースで読書をしているかを聞いたところ、小学生保護者では「ほぼ毎日」が半数超で最も多く、中学生保護者は「ほぼ毎日」と「週に数回程度」が同程度、高校生保護者は「週に数回程度」が約半数だった。
子どもが、現在習慣的に読書をしていない理由は何ですか。

子どもが「習慣的に読書をしていない」と回答した保護者にその理由を聞いた。小学生保護者・中学生保護者・高校生保護者のいずれも、最も回答が多かったのは「マンガやテレビ、ゲーム、タブレット端末利用など、他のことに興味・関心が高い」で、小中学生保護者は6 割超、高校生保護者は 5 割超だった。また、中高生の保護者では、「スマートフォンを持つようになり、読書をしなくなった」という回答も目立った。
子どもが本を手に取るきっかけとなっていることは何ですか。

保護者に、子どもが本を手に取るきっかけとなっていることを聞いた。小中学生保護者では「書店や図書館、学校の図書室などで目に留まる」が最も多く、特に、小学生保護者では 63.2%にのぼった。高校生保護者では、「読書感想文や学校の課題図書になっている」「好きな作家やシリーズがある」といった回答が多かった。
また、「その他」には、「学校で読書の時間が設けられているため」や「SNS や YouTube で話題になっている」といった回答も複数みられた。
習慣的に読書をすることで、子どもにどのような良い影響があると思いますか。

保護者に、子どもが習慣的に読書をすることで、どのような良い影響があると思うかを聞いた。
小学生保護者・中学生保護者・高校生保護者とも、割合が高かったのは、「読解力が向上する」「語彙が増える」で、いずれも約6割にのぼった。また、「新たな知識を得ることができる」「教養が深まる」といった回答も目立った。
子どもは読書が好きだと思いますか。子どもは文章を書くことが好きだと思いますか。


保護者に、子どもは読書が好きだと思うかを聞いたところ、小学生保護者の72.8%、中学生保護者の61.0%、高校生保護者の55.9%が「子どもは読書が好きだと思う」「子どもはどちらかといえば読書が好きだと思う」と回答した。
同じく、子どもは文章を書くのが好きだと思うかを聞いたところ、小学生保護者の41.3%、中学生保護者の31.7%、高校生保護者の36.0%が「子どもは文章を書くのが好きだと思う」「子どもはどちらかといえば文章を書くのが好きだと思う」と回答した。

次に、読書の好き・嫌いと、文章を書くことの好き・嫌いに関係性を調べた。「子どもは読書が好きだと思う」と回答した保護者の60.4%が「子どもは文章を書くのが好きだと思う」「子どもはどちらかといえば文章を書くのが好きだと思う」と回答した一方、「子どもは読書が嫌いだと思う」と回答した保護者のうち「子どもは文章を書くのが好きだと思う」「子どもはどちらかといえば文章を書くのが好きだと思う」と回答したのは7.8%だった。「子どもが読書好きであれば、文章を書くことも好き」「子どもが読書嫌いであれば、文章を書くことも嫌い」であると保護者が認識している割合が高くなる傾向が明らかとなった。
子どもの日常の言葉遣いについて、今後さらに伸ばしてあげたい、あるいは豊かになってほしいと感じる点はありますか。

次に、子どもの語彙力・表現力について保護者に聞いた。子どもの日常の言葉遣いについて、今後さらに伸ばしてあげたい、豊かになってほしいと感じる点を聞いたところ、小学生保護者・中学生保護者・高校生保護者いずれも「物事の要点を整理して、相手にわかりやすく伝える力を養うこと」という回答が最も多く、約7割にのぼった。次いで「自分の心にある感情や考えを、自分の言葉として表現できるようになること」「感情や考えを、バリエーション豊富な言葉(語彙)で表現できるようになること」といった回答が続いた。
子どもに、今後特に身に付けてほしい力は何ですか。

読解力、思考力、傾聴力、表現力、語彙力の5つの力について、保護者が今後、子どもに特に身に付けてほしい力を聞いた。小学生保護者・中学生保護者・高校生保護者いずれも「自分の考えを分かりやすく伝える力(表現力)」が最も高く、約4割となった。次いで、「文章や情報を正確に読み解く力(読解力)」と「論理的に物事を考える力(思考力)」が高い傾向が見られた。
子どもが読書を好きになる、読書が習慣化するために、工夫していることやおすすめの方法などがあれば教えてください。(自由記述方式)
・気に入った本の傾向を AI に伝えおすすめの本を揃えるようにする。(小学3年生保護者)
・幼少期だが、テレビを見る際には字幕をつけていた。漢字を覚えたり活字に慣れたことが読書につながっている気がする。(小学4年生保護者)
・子どもが小さい頃は、興味ありそうな本を親が毎週図書館でたくさん借りてきて目につくところに置いておきました。子どもが自主的に本を手に取ることを大事にしたかったので、「こんな本を借りてきたよ」と言っても「読みなさい」とは言わないように気を付けていました。そのため、10 冊借りてきた本をまったく読まずに返却することもしばしばでしたが、それはそれでも構わないと思っていました。それを未就学児から小学 6 年生まで続けたところ、いまでは大変な読書家となりました。(高校1年生保護者)
・読書が習慣化していた幼少期~小6まで、興味を持った本について私(母親)も読んでおき、感想を言い合う時間を作っていました。会話のなかで、要約とテーマ、印象に残ったシーンについて、自分と置き換えたらどう行動するかを言語化させるように心掛けていました。(高校2年生保護者)
子どもとのコミュニケーションにおいて、ご家庭で意識していることや大切にしていることがあれば教えてください。(自由記述方式)
・夫の帰宅が深夜になり、子どもとの生活がすれ違いになるのでホワイトボードを使って、今日の出来事などの交換メッセージを毎日やりとりしている。少し難しいかな?と思う言い回しも敢えて使って会話している。(小学2年生保護者)
・学習内容と日常が実は結びついていることを意識させるようにしています。ふとした日常の場面でも、「今この状態ってことわざの◯◯みたいだね」と話したり、この学習内容は仕事でこういう時に使ったことがある等話すようにしています。(小学4年生保護者)
・友達と話す時の言葉遣いは流行にのった話し方でよいとしても、目上の人間や真面目な場面では正しい日本語を使うように教えています。文法を意識したり、相手に何か説明する場面では最初にどの話をしたら伝わりやすいかな?と一緒に考えるようにしています。(小学5年生保護者)
・子どもが何かを説明している時は、事実と感情を切り離すように会話を促すこと。自身の感情を言葉にできるよう、また相手がいる場合はどんな感情があるか考える会話をしている。家庭では他者を思い、自身の気持ちも言葉にできるコミュニケーションを大切にしている。(小学6年生保護者)
・夕方には、子どもと一緒にテレビのニュース番組を見るようにしています。子どもが字幕をつけて見るようになったことがきっかけですが、難しい内容でも字幕があることで漢字から意味を理解しやすくなり、内容が頭に入りやすくなったように感じています。ニュースをきっかけに、「どう思う?」「なぜこうなったんだろうね」と問いかけながら、子どもの考えを聞いたり、さまざまな話をしたりする時間を大切にしています。(中学1年生保護者)
・下校後のタイミングで学校での出来事を話したいタイプなので、その時間を大事にしている。自ら発信する事柄は、頭の整理ができているのか、語彙力、表現力を活かして話すようになり成長を感じる。一方で日常の中のこちらの問いかけに対する答えは、主語が抜けていたり、意図の理解不足があったりと興味が無いことに対しては身に付けた力が発揮されていないことを推測できる。そこを声かけしている。(高校1年生保護者)
・子どもが話したことが、私によく通じない時は、もう一度落ち着かせて、きちんとした文章にさせて話してもらいます。私も同じく、子どもにはわかりやすく伝えるよう心がけています。コミュニケーションには、ユーモアも大切なので、楽しく話せるようにしています。(高校2年生保護者)
栄光の取り組み
栄光ゼミナールでは、小中高生のご家庭を対象とした調査を行っています。
こちらの記事のpdfは下記からご覧ください。
このほかの調査については以下からご覧ください。
栄光の調査一覧
- 2026 受験生アンケート[公立中高一貫校受検編]
- 2026 受験生アンケート[私立・国立中学受験編]
- 2026 受験生アンケート[高校受験編]
- 2025 小中高生の家庭の英語学習・海外留学に関する調査
- 2025 小中高生の家庭の新年の目標・抱負に関する調査
- 2025 小中高生の家庭の職業観に関する意識調査
- 2025 高校の部活動と勉強に関する実態調査
- 2025 中学校の部活動と勉強に関する実態調査
- 2025 中学受験の情報収集に関する実態調査
- 2025 高校受験の情報収集に関する実態調査
- 2025 受験生アンケート[公立中高一貫校受検編]
- 2025 受験生アンケート[私立・国立中学受験編]
- 2025 受験生アンケート[高校受験編]
- 2025 小中高生の習い事に関する調査
- 2024 小中高生の家庭の新年の目標・抱負に関する調査
- 2024 小中高生の家庭の職業観に関する意識調査
- 2024 小中高生の資格・検定に関する調査
- 小中高生の読書に関する調査
- 2024 受験生アンケート[公立中高一貫校受検編]
- 2024 受験生アンケート[私立・国立中学受験編]
- 2024 受験生アンケート[高校受験編]
- 2024 小中高生のICTスキルに関する調査
- 2023 小中高生の家庭の英語学習・海外留学に関する調査
- 2023 小中高生の家庭の職業観に関する意識調査
- 2023 大学受験の情報収集に関する実態調査
- 2023 高校受験の情報収集に関する実態調査
- 2023 中学受験の情報収集に関する実態調査
- 2023 中学校の部活動と勉強に関する実態調査
- 2023 高校の部活動と勉強に関する実態調査
- 2023 受験生アンケート[高校受験編]
- 2023 受験生アンケート[公立中高一貫校受検編]
- 2023 受験生アンケート[私立・国立中学受験編]
- 2022 小中高生の家庭のSDGsに関する意識調査
- 2022 中学校の部活動と勉強に関する実態調査
- 2022 受験生アンケート[高校受験編]
- 2022 受験生アンケート[中学受験編]
- 2022 小中高生の習い事に関する調査
- 2022 小中高生の読書に関する調査
- 2021 小中高生の資格・検定に関する調査
- 2021 小中高生の家庭の新年の目標・抱負に関する調査
- 2021 小中高生の家庭における入試の情報収集に関する実態調査
- 2021 小中高生の家庭の職業観に関する意識調査
- 2021 小中高生の家庭の SDGs に関する意識調査
- 2021 小中高生の家庭の防災に関する調査
- 2021 小中高生の今年の夏休みの過ごし方に関する調査
- 2021 受験生アンケート [高校受験編]
- 2021 受験生アンケート [私立・国立中学受験編][公立中高一貫校受検編]
- 2021 小中高生のオンライン学習に関する調査
- 2021 小中高生と保護者の中学受験・高校受験に関する調査